kyoukouのブログ

kyoukouが読んだ本などについて書いていきます。国語便覧などから選んだ近現代の文学作品やちょっと気になって手に取った娯楽小説が主体になっていくと思われます。

再始動

見事なまでの三日坊主に終わってしまった日記を、一年越しに復活させようと思いました。

もう私も30歳であり、色々と考えなければならない時期に差し掛かってきています。

 

普段の生活で考えることも多く、他人に自分の考えや物事を伝える機会も非常に多くなっています。そんな他人や、私自身が触れて考えたことについて、少しずつ書いていこうと思います。

 

三日坊主で終わってしまったけれど、それはそれで気楽にかけるように。

普段から、じっくりと考えていることを表現できるようになれることを目標に。

あまり気負わないように頑張ろう。

 

そう思ったきっかけは、やはり読書なのでした。

自分の考えを表現することで、自分を見つめなおす、そんな機会を持てるようにしたい。

 

まずは書けるように、質をあげようと考える前にまずはなるべく量を書こう、そう思った二月の夜更け。

檸檬 / 梶井基次郎

表題の通り、今回紹介するのは梶井基次郎の短編集「檸檬」です(新潮社)

星新一のショート・ショート等、僕が短篇集を読むときには、一話読んだあとすぐに読み返すことが非常に多いので、非常に時間がかかります。

 

読む際はぜひとも、梶井基次郎の背景を頭に置いておくと、面白みが増すのではないか、と思います。

個人的なお気に入りの短編とおすすめポイントを軽く書いておこうと思います。

「路上」

文庫本で10ページ弱しかない「路上」は、心構えなどないままに、無意識に、崖を滑り落ちながら、『破滅というものへの一つの姿を見たような気がした』と書いてあり、その後のあたりを見回した際の寂寥感やぼんやりした気持ちをあわせた不自然な連鎖を描き出しています。

Kの昇天

月に魅入られ、『影とドッペルゲンゲル』に取り憑かれたK君、イカルスを題にした詩の一節を引用しながら、K君の死について、本人視点ではなく、本人の友人から別の知人への私信という形を取りながら考察していく1編で、題材が非常に良いと思いました。不治の病に冒されながら、何かに魅入られるということはどういうものなのか、非常に考えながら読んでいました。こういうの書いてみたいと思いました。

 

どれもこれも素晴らしい出来なのですが、紹介文を書いていくだけで、非常に時間が掛かりそうですので、一旦ここで置いておきます。

 

作品の傾向としては、『病』がテーマになっているものが非常に多く、それは梶井基次郎本人の『病』が関係しているのでしょう。しかし、ただただ病んでいるのではなく、病から治癒していく前向きな気持ちを描いた『ある心の風景』など、決して全編通して後ろ向きな気持ちでは無いように思いました。

 

梶井基次郎の檸檬、おすすめです。

読書量の減少への危惧。

最近、あまりにも読書量が減ったことに対して、危機感を抱きました。

 

このままだと、どうしても知識や思考が衰えていくように思えるのが、その主たる理由です。

 

このブログを作ったときは料理について書きたかっただけなのですが、どうせなら読んだ本を紹介するブログへと変化させれば良いのではないか、という結論に至りました。

 

読む作品は国語便覧等を参考にして選ぼうと思います。

 

2015年になって、3日で1冊程度は読めるようなゆとりを持てるよう、3日で1冊を簡単に紹介できるように、これから模索していこうと思います。

 

若干その作品を読んだ気にさせつつ、さらに詳しく興味を持っていただけたのならば、手に取って実際に読んでみよう、と思っていただけるような文章で書けるようになれたら、と思います。

 

 

第一回料理対決-レシピ-

テーマは卵料理

 

私が作ったのは天津飯です

(http://twitpic.com/ay5vb8)

今回入れた材料

米 およそ1合

卵 およそ2個

玉ねぎ 四半分

ネギ 4分の1本(白い部分)

エリンギ(椎茸の代用)

人参とかカニカマとかはありませんでしたが入れても絶対美味しいと思う。

 

調味料

しょうゆ 大さじ2杯に満たない程度

オイスターソース 小さじ1~2杯

料理酒 小さじ1~2杯

砂糖 小さじ1杯に満たない程度

塩コショウ 少々

水 250ml

ウェイパー 大さじ3分の2くらい

片栗粉 割りと適当

 

水以外は計らずに結構目分量で入れました

手順

①米は炊いて盛る。

②フライパンに油しいて溶きながら流して半熟のときに盛ったご飯に乗せる。

③エリンギの細切り、玉ねぎも細くスライスし、ネギも細かく切ってフライパンで炒める。

④良い感じに玉ねぎが透明になってきたら水を加えて調味料をどかどか入れる。

⑤煮立って来たときに火を止めて片栗粉入れて混ぜる。

⑥出来た餡を卵の上からかけて完成!!

 

作った感想

楽に作れて、割りと美味しい

調味料さえ揃ってれば素使うのと大きく変わらないような気がする。

いろいろな野菜とか入れるアレンジの幅が広くて本当に手軽。

割りと雑に目分量でやっても美味しくなる系の料理は本当に楽です!!

 

第一回料理対決告知~

テーマ"卵料理"

卵を主体として使っているものであればOK!

投稿はちょっとだけ間を取って2週間後の9/25日に!

 

投稿方法はtwitterにてハッシュタグつけて写真付きでアップする感じで。

Togetterにまとめて反応が大きかった人が勝ち!

 

反応なかったら企画終了!

僕が作った分はレシピを一応残したいと思っています。

以上。

 

 

盛り付けが苦手なので練習する時間を作るために期間空けたとかいうんじゃないんだからねっ!